月と金星の見え方 — 攻略せよ。

月と金星の見え方、攻略せよ。黒とシアンの横長ポスターと、たぬき。

STAGE 12 / EARTH SCIENCE / 中3

月の満ち欠け・金星の形と大きさ・日食と月食を位置関係からつなぐ。

KEY POINTS

月と金星の見え方・8のポイント

光の方向、見る位置、距離を分けて考えよう。

POINT 01

明るい半分と、見える半分

月は自ら光を放つのではなく、太陽の光を反射して見えます。月食を考えない基本モデルでは、月の表面の半分が太陽に照らされます。地球から見える明るい部分の割合が変わることを、満ち欠けとして捉えます。

光が当たる面 / 地球から見る面

POINT 02

新月・半月・満月を位置で考える

地球から見て月が太陽とほぼ同じ方向にあるころは新月、ほぼ反対方向にあるころは満月です。約90度離れた方向では半月の形になります。月が公転して位置関係が変わるため、約1か月で満ち欠けを繰り返します。

形が変わるのではなく、見え方が変わる

POINT 03

半月の時間帯は、段階で違う

日本の中緯度地域の概略モデルでは、上弦の月は夕方ごろ、下弦の月は明け方ごろ、満月は真夜中ごろに南中します。上弦は新月から満月へ、下弦は満月から新月へ向かう途中の半月です。実際の時刻は日や場所により変わります。

日本・中緯度・概略時刻で考える

POINT 04

一晩と、同時刻の日ごとの比較

地球の自転による一晩の見かけの動きと、月の公転による日ごとの位置の変化を分けます。一晩では主に東から西へ移り、同じ時刻に日を変えて比べると西から東へ位置が変わります。日時・地点・方位の基準を残します。

時刻を変える比較 / 日を変える比較

POINT 05

金星の形と大きさには、別の理由

金星も太陽の光を反射して見えます。地球より内側の軌道を公転するため、地球から見える明るい部分の割合と、地球からの距離が変わります。近い位置では円全体が大きく見え、細い形に見える時期もあります。形の変化と大きさの変化を分けて説明します。

明るい側の割合 / 地球からの距離

POINT 06

金星は、太陽に近い方向に見える

日本では夕方の西の空の金星をよいの明星、明け方の東の空の金星を明けの明星と呼びます。同じ金星の、時間帯による呼び名です。内側の軌道のため、太陽と大きく離れた方向にはならず、中緯度地域の真夜中の空には見えません。太陽とほぼ同じ方向の時期には観察しにくいこともあります。

よいは西 / 明けは東 / 同じ金星

POINT 07

日食は、月が太陽を隠す

太陽―月―地球の順に並び、地球から見て月が太陽を隠す現象が日食です。新月のころの位置で起こり得ますが、毎回起こるわけではありません。月の影に入る地球上の地域で見られ、地球上のどこでも同じように見えるわけではありません。

太陽 ― 月 ― 地球

POINT 08

月食は、地球の影に月が入る

太陽―地球―月の順に並び、月が地球の影に入る現象が月食です。満月のころの位置で起こり得ますが、毎回の満月に起こるわけではありません。普通の満ち欠けと、地球によって光が遮られる月食を区別します。

太陽 ― 地球 ― 月

LIGHT & VIEWPOINT

照らされる側と見える側を分ける

太陽光、地球からの視点、公転、観察条件を順に確認。

  1. CHECK 01光の方向

    月や金星の、太陽に向いた半分へ光が当たる。

  2. CHECK 02見る位置

    地球の位置から、明るい側がどれだけ見えるか考える。

  3. CHECK 03公転と距離

    位置関係が変わると、見える形や金星までの距離も変わる。

  4. CHECK 04観察条件

    日時・地点・倍率・方位の基準を確かめる。

WATCH OUT

ここでつまずかない

普通の満ち欠けは地球の影?

地球の影に入るのは月食です。普通の満ち欠けは照らされた側の見える割合が変わります。

金星が大きく見えると膨らんだ?

倍率をそろえて比べると、見かけの大きさは主に地球からの距離に対応します。

よいと明けは別の星?

どちらも金星です。見える時期や時間帯が位置関係で変わります。

新月・満月なら毎回食が起こる?

食が起こり得る側の位置と、実際に光が隠される並びは区別します。

UNIT TEST / 単元テスト

月と金星の見え方 単元テスト

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