地球の運動と天体の動き — 攻略せよ。

地球の運動と天体の動き、攻略せよ。黒とシアンの横長ポスターとたぬき。

STAGE 11 / EARTH SCIENCE / 中3

自転・公転・地軸の傾きを、観察の基準と見かけの動きからつなぐ。

KEY POINTS

地球の運動と天体の動き・8のポイント

見る場所・時刻・方位を明確にして考えよう。

POINT 01

天球は、方向を表すモデル

天球は観察者を中心とした仮想の球面です。天体の見える方向を整理するモデルで、星までの実際の距離が同じという意味ではありません。太陽の位置を透明半球に記録するときは、水平・中心・方位を固定し、日時を残します。

観察地点・方位・日時

POINT 02

自転が、1日の見かけの動きを生む

地球は西から東へ、約1日に1回自転します。観察者も地球とともに動くので、星は全体として東から西へ動くように見えます。北極側から見た地球の自転は反時計回りです。見る側を明示して向きを判断します。

自転 / 日周運動

POINT 03

北の空は、北極星付近を中心に

日本で北を向くと、星は北極星付近を中心に反時計回りに動くように見えます。北極星は地軸の延長方向に近いため、位置がほとんど変わりません。完全に静止とはせず、すべての星が東から昇り西へ沈むとも考えません。

日本で北を向く / ほとんど動かない

POINT 04

角度には、測る基準が必要

日周運動の円の中心のまわりに、24時間で360°進むとするモデルなら1時間で15°です。同じ星の移動角と時間間隔を対応させます。地平線に沿った方位角が、どの星でも1時間15°変化するという意味ではありません。

円の中心角 / 時間間隔

POINT 05

公転で、夜に向く方向が変わる

地球は太陽のまわりを約1年で1周します。同じ時刻に夜の側から見る宇宙の方向が季節とともに変わるので、見える星座も変わります。比較する地点・時刻・方位をそろえ、公転と自転を区別します。

公転 / 年周運動

POINT 06

同じ時刻の位置と、同じ位置の時刻

近似モデルでは、同じ時刻に見える星は1日約1°西へずれ、同じ位置に見る時刻は約4分ずつ早くなります。約30日なら約30°、約2時間に相当します。これは日付によるずれで、日周運動の1時間約15°と区別します。

約1°/日 / 約4分ずつ早い

POINT 07

地軸の傾きと公転が、季節をつくる

地軸は公転軌道面に垂直な方向から約23.4°傾き、1年の間ほぼ同じ方向を向きます。日本の夏は南中高度が高く昼が長くなり、地表が受ける太陽のエネルギーが多くなりやすくなります。北半球と南半球の季節は反対です。

傾き・高度・昼の長さ

POINT 08

南中高度の式は、地点の条件とセット

日本など北回帰線より北・北極圏より南では、春分・秋分の南中高度を90°-北緯で近似できます。夏至はさらに23.4°を加え、冬至は引きます。北緯35°なら順に55°、78.4°、31.6°です。南半球や回帰線内・極地方へ同じ式をそのまま適用しません。

緯度・半球・季節を確認

OBSERVE & EXPLAIN

基準から、見かけと実際をつなぐ

視点を決めて、時間の違いを比べる。

  1. CHECK 01基準をそろえる

    地点・方位・日時を残す。

  2. CHECK 021日の変化

    自転と日周運動を対応させる。

  3. CHECK 03季節の変化

    公転で夜に向く方向が変わる。

  4. CHECK 04条件を確認

    地軸・緯度・半球を明示して計算する。

WATCH OUT

ここでつまずかない

星まで同じ距離?

天球は方向を整理するモデルです。

すべて東から昇る?

北の空には沈まない星もあります。

夏は太陽に近いから?

主な原因は地軸の傾きと公転です。

15°は方位角?

日周運動の円の中心角で考えます。

UNIT TEST / 単元テスト

地球の運動と天体の動き 単元テスト

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