大気の動きと日本の天気 — 攻略せよ。

日本の天気を、攻略せよ。風と季節を、つなげ。黒とシアンの荒い筆文字と気象観測機器のコラージュ。参考と同じたぬきがルーペとノートを持つ。丸い耳は2つ、ゴーグルのレンズは2つ。雨・晴れ・風のアイコンは装飾で、天気図や観測資料ではありません。

STAGE 12 / EARTH SCIENCE / 中2

風のしくみから、気団・四季・冬の雪へ。40問で原因と違いを攻略しよう。登録不要・無料。

KEY POINTS

風と四季をつなぐ、6つのポイント

上空と地表、発生地と移動後、恵みと災害を分けて考えよう。

POINT 01

上空の流れと、地表の風を分ける

日本を含む中緯度帯の上空には、西から東へ吹く偏西風がある。温帯低気圧や移動性高気圧が東へ進みやすいことと関連する。地球規模の大気の動きには、太陽のエネルギーによる緯度ごとの温まり方の違いが関わる。

冬の地表付近の北西季節風や、海岸の海陸風とは別の風。全ての気象現象の進路が同じではない。

POINT 02

温まり方の差から、風へつなぐ

陸は海より温まりやすく冷めやすい。よく晴れ、大規模な風の影響が弱い海岸では、昼は陸で空気が上昇し、地表付近で海から陸へ海風が吹く。夜は陸が冷えて陸から海へ陸風が吹く。季節風は、より広い大陸と海の季節ごとの温度・気圧の差と関わる。

海陸風は昼夜と海岸付近、季節風は季節と広い範囲。冬は大陸側で高気圧が発達しやすい。

POINT 03

4気団を、温度と湿り方で比較

シベリア気団は冷たく乾燥、オホーツク海気団は冷たく湿潤、小笠原気団は暖かく湿潤、揚子江気団は暖かく乾燥。発生地が北か南か、大陸か海かという違いが、代表的な性質と結び付く。

同じ『暖かい』でも湿り方が違う。発生地の性質が移動後も変わらないとは限らない。

POINT 04

季節・気団・気圧配置を一組に

春秋は移動性高気圧と低気圧が次々に通る。梅雨はオホーツク海気団と小笠原気団がつり合う境目に停滞前線。夏は太平洋高気圧と小笠原気団の影響、冬は西高東低と北西の季節風が典型的。台風の進路には太平洋高気圧の縁と偏西風が関わる。

季節の代表的な傾向であり、毎年・全地域で同じ天気や台風の進路になるわけではない。

POINT 05

日本海と山地が、空気を変える

典型的な冬型では、冷たく乾燥した空気が日本海から水蒸気を受け取り、山地で上昇・冷却して日本海側に雪を降らせる。その後、山を越えた空気は水蒸気が少なく、太平洋側で乾いた晴れになりやすい。

最初は乾燥した空気でも、海上で性質が変わる。太平洋側でも別の気圧配置では雨や雪が降る。

POINT 06

同じ降水に、恵みと災害の両面

雨や雪は生活や農業の水資源になる。山の積雪が後にとけ、川や地下水を通じて役立つこともある。一方、大雨・大雪・強風は災害につながる。降水の量・時間だけでなく、斜面や川との位置関係、過去の記録なども合わせて調べる。

同じ雨量でも土地の条件によって危険は異なる。学習用の説明を現在の危険判断の代わりにしない。

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天気を読み解く、4つのチェック

季節名だけを覚えず、風と水の動きを追ってみよう。

  1. CHECK 01温度差を見る

    海と陸、北と南。どこが温まり、冷めやすい?

  2. CHECK 02風を分ける

    上空か地表か。昼夜か季節か。来る方位は?

  3. CHECK 03空気の変化を追う

    気団の性質→海からの水蒸気→山での上昇と降水。

  4. CHECK 04条件を合わせる

    気団・気圧配置・季節・地形から、典型的な天気を考える。

WATCH OUT

ここでつまずかない

偏西風と冬の季節風は同じ

高さ・向き・生じる背景が違う。上空の西風と地表の北西の風を分ける。

暖かい気団はどれも湿っている

小笠原は温暖・湿潤、揚子江は温暖・乾燥。二つの性質を組み合わせる。

乾燥した気団では雪が降らない

日本海を渡る間に水蒸気を受け取り、山地で上昇・冷却する。

高気圧におおわれれば雨はない

典型的には晴れやすいが、局地的な雷雨なども起こりうる。

雨量が同じなら災害も同じ

斜面・川との位置関係など土地の特徴も確認する。

UNIT TEST / 単元テスト

大気の動きと日本の天気 単元テスト

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