静電気と電流 — 攻略せよ。

静電気と電流を、攻略せよ。見えない動きを、つなげ。黒・シアン・白の荒い筆文字と電気のコラージュ。これまでと同じ、丸い耳が2つのたぬきがルーペとノートを持つ。電気のモチーフは装飾で、実験装置の操作図や資料ではありません。

STAGE 13 / PHYSICS / 中2

帯電・電気の力・放電・電子・放射線。37問で原因と違いを攻略しよう。登録不要・無料。

KEY POINTS

見えない電気をつなぐ、5つのポイント

電気の偏り、電気の力、電子の移動を分けて考えよう。

POINT 01

こすると、電子が移る

物体が電気を帯びていない状態では、正と負の電気がつり合っている。こすり合わせて電子が一方から他方へ移ると、電子を失った側は正、受け取った側は負に帯電する。

電子は負の電気をもつ。摩擦で電子が新しく生まれたり、電子の符号が変わったりするのではない。

POINT 02

同じ種類は反発、異なる種類は引力

帯電した物体同士では、正同士・負同士は反発し、正と負は引き合う。電気の力は、接触していない物体にもはたらく。

『引き合ったから異なる符号』と判断する問題では、両方が帯電している条件を確認しよう。

POINT 03

たまった電気と、流れる電気を分ける

たまった電気が流れたり空間を移ったりする現象が放電。雷も放電の例である。金属の回路では、もともと金属中にある動ける電子が一定の向きに移動し、電流が流れる。

外部の金属導線で、電子は負極側から正極側へ。電流の向きはその反対の正極側から負極側へ。

POINT 04

陰極線の動きから、正体を考える

気圧を低くした気体中で起こる放電が真空放電。放電管の陰極線は電子の流れで、ほぼ直進する。正の電極側へ曲がることから、負の電気をもつと分かる。

金属板の影は直進性、正の電極側への曲がりは負の電気の手がかり。高電圧装置は先生の管理下で扱う。

POINT 05

放射線の利用と影響を両方見る

放射線には、物質を通り抜けるなどの性質があり、X線で内部を調べるなどに利用される。一方、生物にも作用し、種類や受ける量などで影響が異なる。放射線を出す物質が放射性物質、出す能力が放射能である。

自然・人工だけで安全性を決めない。目で見えなくても検出できる。さえぎる物質や厚さによって届く量が変わる。

FOLLOW THE ELECTRONS

電気を読み解く、4つのチェック

『電気がある・ない』だけで考えず、状態と移動を追おう。

  1. CHECK 01初めの状態を確かめる

    正と負はつり合っている?どちらも帯電している?

  2. CHECK 02電子の移動を追う

    どこからどこへ移った?失う側は正、受け取る側は負。

  3. CHECK 03観察結果と規則をつなぐ

    反発・引力、金属板の影、電極への曲がりを、理由と結び付ける。

  4. CHECK 04混同する言葉を分ける

    帯電と放電、電子の移動と電流、放射線と放射能を区別する。

WATCH OUT

ここでつまずかない

正に帯電すると、電子も正になる

電子は負のまま。電子の不足によって、全体として正になる。

電気の力には接触が必要

帯電した物体同士には、離れていても電気の力がはたらく。

電流と電子の向きは同じ

外部の金属導線では反対の向き。どちらの向きを聞かれているか確認。

回路を切ると、電子がなくなる

金属中には電子が残る。回路を流れる一定の向きの流れが続かなくなる。

放射線と放射能は同じ

放射線は出てくるもの、放射能は出す能力、放射性物質は出す側の物質。

UNIT TEST / 単元テスト

静電気と電流 単元テスト

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