こすると、電子が移る
物体が電気を帯びていない状態では、正と負の電気がつり合っている。こすり合わせて電子が一方から他方へ移ると、電子を失った側は正、受け取った側は負に帯電する。
電子は負の電気をもつ。摩擦で電子が新しく生まれたり、電子の符号が変わったりするのではない。

STAGE 13 / PHYSICS / 中2
帯電・電気の力・放電・電子・放射線。37問で原因と違いを攻略しよう。登録不要・無料。
KEY POINTS
電気の偏り、電気の力、電子の移動を分けて考えよう。
物体が電気を帯びていない状態では、正と負の電気がつり合っている。こすり合わせて電子が一方から他方へ移ると、電子を失った側は正、受け取った側は負に帯電する。
電子は負の電気をもつ。摩擦で電子が新しく生まれたり、電子の符号が変わったりするのではない。
帯電した物体同士では、正同士・負同士は反発し、正と負は引き合う。電気の力は、接触していない物体にもはたらく。
『引き合ったから異なる符号』と判断する問題では、両方が帯電している条件を確認しよう。
たまった電気が流れたり空間を移ったりする現象が放電。雷も放電の例である。金属の回路では、もともと金属中にある動ける電子が一定の向きに移動し、電流が流れる。
外部の金属導線で、電子は負極側から正極側へ。電流の向きはその反対の正極側から負極側へ。
気圧を低くした気体中で起こる放電が真空放電。放電管の陰極線は電子の流れで、ほぼ直進する。正の電極側へ曲がることから、負の電気をもつと分かる。
金属板の影は直進性、正の電極側への曲がりは負の電気の手がかり。高電圧装置は先生の管理下で扱う。
放射線には、物質を通り抜けるなどの性質があり、X線で内部を調べるなどに利用される。一方、生物にも作用し、種類や受ける量などで影響が異なる。放射線を出す物質が放射性物質、出す能力が放射能である。
自然・人工だけで安全性を決めない。目で見えなくても検出できる。さえぎる物質や厚さによって届く量が変わる。
FOLLOW THE ELECTRONS
『電気がある・ない』だけで考えず、状態と移動を追おう。
正と負はつり合っている?どちらも帯電している?
どこからどこへ移った?失う側は正、受け取る側は負。
反発・引力、金属板の影、電極への曲がりを、理由と結び付ける。
帯電と放電、電子の移動と電流、放射線と放射能を区別する。
WATCH OUT
電子は負のまま。電子の不足によって、全体として正になる。
帯電した物体同士には、離れていても電気の力がはたらく。
外部の金属導線では反対の向き。どちらの向きを聞かれているか確認。
金属中には電子が残る。回路を流れる一定の向きの流れが続かなくなる。
放射線は出てくるもの、放射能は出す能力、放射性物質は出す側の物質。
UNIT TEST / 単元テスト
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