光を使い、有機物をつくる
光合成では、二酸化炭素と水を材料に、光のエネルギーを利用してデンプンなどの有機物をつくり、酸素が生じる。葉の細胞内の葉緑体で行われる。根から吸収する水溶性肥料分と、光合成でつくられる有機物は区別する。
材料は二酸化炭素と水。光はエネルギー。

STAGE 07 / BIOLOGY / 中2
光合成・呼吸・蒸散から、道管・師管・根毛へ。実験の条件と、葉・茎・根のつながりを見抜いて攻略。登録不要・無料。
KEY POINTS
何を使い、何ができ、どこを通るか。実験の条件と結果をつなげよう。
光合成では、二酸化炭素と水を材料に、光のエネルギーを利用してデンプンなどの有機物をつくり、酸素が生じる。葉の細胞内の葉緑体で行われる。根から吸収する水溶性肥料分と、光合成でつくられる有機物は区別する。
材料は二酸化炭素と水。光はエネルギー。
光との関係を調べるなら、同じ緑色の葉の遮光した部分と光を当てた部分を比べる。葉緑体との関係なら、ふ入りの葉の緑色部分と白い部分に同じ光を当てる。暗処理は以前からあるデンプンを減らすため。脱色後、ヨウ素液の青紫色の反応でデンプンを調べる。
変えるのは調べたい条件。ほかはそろえる。
水草とBTB溶液の実験では、初めの液の量・色、光、温度、時間をそろえて比較する。水草の有無を調べるなら、同じ光で水草なしを対照にする。この実験では二酸化炭素が減ると青色、増えると黄色になるが、色だけで濃度ゼロまでは分からない。
何を比べた結果なのか、対照で確かめる。
生きた植物の細胞は昼も夜も呼吸し、酸素と有機物を使ってエネルギーを取り出す。光があると光合成も行う。光合成で生じる酸素が呼吸で使う量より多いと、差し引きでは酸素を外へ出す。光があるだけで必ず放出する、と決めない。
明るいときも呼吸する。外への出入りは差し引き。
気孔では酸素・二酸化炭素が出入りし、水蒸気も出る。植物の水が水蒸気として外へ出る蒸散は、根から水を吸い上げることにつながる。気孔は葉の裏側に多い植物もあるが、全植物で裏だけにあるとは限らない。
蒸散は水蒸気の放出。水滴とは区別する。
ワセリンを塗った葉の面は水の放出が抑えられる。表を塗ると裏が、裏を塗ると表が主に残る。比較には葉の数・面積・茎や環境・時間をそろえる。水面を油で覆うのは、水面からの蒸発を水の減少に混ぜないため。
水が減った量と、蒸散できる面を対応させる。
道管は根から吸収した水や、水に溶けた肥料分を運ぶ。師管は葉でつくられた有機物を運ぶ。デンプンなどは水に溶けやすい物質に変えられて移動する。粒のまま師管を流れるわけではなく、師管の輸送がいつも下向きだけとも限らない。
水などは道管。有機物は師管。
根は水や、水に溶けた肥料分を吸収する。根の先端近くの表面にある根毛は、表面積を増やし吸収を効率よくする。根毛は根の外側のつくりであり、内部の水の通り道である道管とは役割が違う。
根毛は吸収の面。道管は内部の通り道。
代表例のトウモロコシでは茎の維管束が全体に散らばり、ヒマワリでは周辺に輪の形に並ぶ。道管と師管が集まった部分が維管束。並び方や根の形が異なっても、両方とも根・茎・葉につながる通り道を持つ。
違いを比較しながら、共通する役割も確認。
FOLLOW THE FLOW
実験の条件と、物質の移動をつなげよう。
調べたい条件を一つにし、光・温度・時間などをそろえる。
光合成と呼吸で、使う物質・生じる物質を分ける。
二つのはたらきを合わせ、外への出入りを考える。
根毛・道管・師管・気孔を、役割でつなぐ。
WATCH OUT
呼吸でも酸素を使う。光合成と呼吸の量の大小を条件で確かめる。
塗った面は水の放出が抑えられる。残った面と減少量を対応させる。
根から吸収する水溶性肥料分と、葉でつくる有機物は区別しよう。
水に溶けやすい物質に変えられて移動する。道管と運ぶ物質が違う。
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