生物と細胞 — 攻略せよ。

生物と細胞を、攻略せよ。黒とシアンの筆文字、顕微鏡と丸い耳のたぬきのストリートポスター。細胞模様は装飾であり実験資料ではありません。

STAGE 06 / BIOLOGY / 中2

顕微鏡の操作から、植物と動物の細胞、組織・器官、細胞の呼吸へ。条件と共通点を見抜いて攻略。登録不要・無料。

KEY POINTS

観察から細胞へ・6つのポイント

見え方の違いと、つくり・はたらきの違いを区別しよう。

POINT 01

低倍率で探して、中央へ

顕微鏡全体の倍率は、接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率。まず低倍率で探し、目的の像を中央にしてから高倍率へ変える。高倍率では細かく見えるが、見える範囲は狭く、視野は暗くなる。近づける操作は横から見て、接触しないことを確認する。

倍率は掛け算。高倍率の前に、像を中央へ。

POINT 02

試料の準備で、見え方が変わる

薄い試料は光を通しやすく、細胞が重なりにくい。水滴などに試料をのせ、カバーガラスは片側から静かにかけて気泡を抑える。酢酸カーミン液などの染色液は、核などのつくりを区別しやすくする。染色で新しい核ができるわけではない。

薄さ・気泡・染色を、観察の目的につなげる。

POINT 03

共通点と、植物に特徴的なつくり

タマネギの表皮細胞やヒトのほおの細胞には、核・細胞膜・細胞質が共通する。植物の細胞には細胞膜の外側に細胞壁がある。葉緑体は光合成に関わるが、すべての植物細胞にあるわけではない。植物細胞では、水などが入った液胞が見られることもある。

葉緑体がない=動物、とは決めない。

POINT 04

小ささではなく、細胞の数で考える

単細胞生物は一個の細胞で一生物として生活し、その中に生活に必要なしくみを備える。多細胞生物は多くの細胞でからだをつくり、細胞が役割を分担する。水中の小さな生物にも多細胞のものがいる。大きさや生活場所だけで分類しない。

一細胞で一個体か、多くの細胞で一個体か。

POINT 05

細胞→組織→器官

同じ形やはたらきをする細胞の集まりが組織。いくつかの組織が組み合わさり、特定のはたらきをするまとまりが器官。小腸は吸収する上皮組織や動かす筋組織などを含む。植物の葉にも表皮・葉肉などの組織があり、一つの器官をつくる。

一つの器官にも、違うはたらきの組織がある。

POINT 06

細胞も、呼吸している

ヒトなどの細胞では酸素を使い、有機物である養分を分解して活動に必要なエネルギーを取り出す。この細胞の呼吸で二酸化炭素や水が生じる。肺への空気の出し入れとは別のはたらき。植物の生きた細胞も呼吸し、昼に光合成をしている間も呼吸は続く。

使うのは酸素と養分。取り出すのは活動のエネルギー。

READ THE CELL

細胞を読む、4つのチェック

名前を覚えるだけでなく、観察条件と役割をつなげよう。

  1. CHECK 01観察条件

    試料・染色・倍率を確かめ、見やすい条件を選ぶ。

  2. CHECK 02つくりを比較

    共通するつくりと、部分によって違うつくりを分ける。

  3. CHECK 03まとまりを追う

    細胞・組織・器官のどの段階か、役割から考える。

  4. CHECK 04はたらきを確認

    細胞の呼吸で使う物質と、生じる物質を区別する。

WATCH OUT

ここでつまずかない

倍率を上げれば、広く見える

像は大きくなるが、見える範囲は狭くなる。低倍率で中央にしてから切り替えよう。

染色で核ができる

もともとある核を見分けやすくしている。見えないことと、ないことは別。

葉緑体がないから、動物の細胞

タマネギの表皮など、葉緑体が見られない植物細胞もある。試料やほかのつくりを確認。

昼の植物は、呼吸しない

光合成をしている間も細胞は呼吸する。光合成と呼吸は違うはたらき。

UNIT TEST / 単元テスト

生物と細胞 単元テスト

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