低倍率で探して、中央へ
顕微鏡全体の倍率は、接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率。まず低倍率で探し、目的の像を中央にしてから高倍率へ変える。高倍率では細かく見えるが、見える範囲は狭く、視野は暗くなる。近づける操作は横から見て、接触しないことを確認する。
倍率は掛け算。高倍率の前に、像を中央へ。

STAGE 06 / BIOLOGY / 中2
顕微鏡の操作から、植物と動物の細胞、組織・器官、細胞の呼吸へ。条件と共通点を見抜いて攻略。登録不要・無料。
KEY POINTS
見え方の違いと、つくり・はたらきの違いを区別しよう。
顕微鏡全体の倍率は、接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率。まず低倍率で探し、目的の像を中央にしてから高倍率へ変える。高倍率では細かく見えるが、見える範囲は狭く、視野は暗くなる。近づける操作は横から見て、接触しないことを確認する。
倍率は掛け算。高倍率の前に、像を中央へ。
薄い試料は光を通しやすく、細胞が重なりにくい。水滴などに試料をのせ、カバーガラスは片側から静かにかけて気泡を抑える。酢酸カーミン液などの染色液は、核などのつくりを区別しやすくする。染色で新しい核ができるわけではない。
薄さ・気泡・染色を、観察の目的につなげる。
タマネギの表皮細胞やヒトのほおの細胞には、核・細胞膜・細胞質が共通する。植物の細胞には細胞膜の外側に細胞壁がある。葉緑体は光合成に関わるが、すべての植物細胞にあるわけではない。植物細胞では、水などが入った液胞が見られることもある。
葉緑体がない=動物、とは決めない。
単細胞生物は一個の細胞で一生物として生活し、その中に生活に必要なしくみを備える。多細胞生物は多くの細胞でからだをつくり、細胞が役割を分担する。水中の小さな生物にも多細胞のものがいる。大きさや生活場所だけで分類しない。
一細胞で一個体か、多くの細胞で一個体か。
同じ形やはたらきをする細胞の集まりが組織。いくつかの組織が組み合わさり、特定のはたらきをするまとまりが器官。小腸は吸収する上皮組織や動かす筋組織などを含む。植物の葉にも表皮・葉肉などの組織があり、一つの器官をつくる。
一つの器官にも、違うはたらきの組織がある。
ヒトなどの細胞では酸素を使い、有機物である養分を分解して活動に必要なエネルギーを取り出す。この細胞の呼吸で二酸化炭素や水が生じる。肺への空気の出し入れとは別のはたらき。植物の生きた細胞も呼吸し、昼に光合成をしている間も呼吸は続く。
使うのは酸素と養分。取り出すのは活動のエネルギー。
READ THE CELL
名前を覚えるだけでなく、観察条件と役割をつなげよう。
試料・染色・倍率を確かめ、見やすい条件を選ぶ。
共通するつくりと、部分によって違うつくりを分ける。
細胞・組織・器官のどの段階か、役割から考える。
細胞の呼吸で使う物質と、生じる物質を区別する。
WATCH OUT
像は大きくなるが、見える範囲は狭くなる。低倍率で中央にしてから切り替えよう。
もともとある核を見分けやすくしている。見えないことと、ないことは別。
タマネギの表皮など、葉緑体が見られない植物細胞もある。試料やほかのつくりを確認。
光合成をしている間も細胞は呼吸する。光合成と呼吸は違うはたらき。
UNIT TEST / 単元テスト
34問から問題数・難易度・形式を選ぶ。回答後に解説を確認できます。