形や用途と、材料を分けて考える
スプーンという形・用途に注目すると物体、鉄やアルミニウムという材料に注目すると物質。同じ形でも材料は違うことがある。色や透明さだけで決めず、複数の性質を比べよう。
物体:形・用途 / 物質:材料

STAGE 04 / CHEMISTRY / 中1
材料の性質を比べて、身のまわりの物質を見分けよう。金属・密度・白い粉末の実験結果を、根拠のある判断につなげる。登録不要・無料。
KEY POINTS
比べる条件をそろえ、判断の根拠を説明しよう。
スプーンという形・用途に注目すると物体、鉄やアルミニウムという材料に注目すると物質。同じ形でも材料は違うことがある。色や透明さだけで決めず、複数の性質を比べよう。
物体:形・用途 / 物質:材料
金属には、みがくと光る、電気や熱をよく伝える、たたくと広がる展性、引っ張るとのびる延性などがある。鉄は磁石につくが、銅やアルミニウムはつかない。黒鉛のように電気を通す非金属もある。
磁石につくことは、金属すべての共通点ではない
砂糖・デンプン・ロウなどの有機物は炭素を含み、燃えると二酸化炭素などができる。食塩や金属などは無機物。炭素そのものや二酸化炭素は、炭素を含んでも有機物に分類しない。
炭素を含むだけで、有機物と決めない
密度[g/cm³]=質量[g]÷体積[cm³]。同じ温度の均一な物質では、大きさが変わっても密度は同じ。同じ体積なら密度が大きい方が重く、同じ質量なら密度が小さい方が大きい。密度だけで物質を無条件に断定しない。
密度=質量÷体積 / 質量=密度×体積
水に溶けず吸水しない固体を完全に沈めると、増えた水位の分が固体の体積。1 mL=1 cm³。気泡や水のこぼれに注意する。空洞や表面張力などの影響がない場合、液体より密度が小さい固体は浮く。
固体の体積=沈めた後-沈める前
白砂糖・グラニュー糖・食塩は十分な水に少量なら溶け、デンプンは室温の水にほとんど溶けない。砂糖やデンプンは加熱するとこげ、食塩は同じ変化を示さない。候補を決め、水や粉末の量・温度をそろえ、複数の結果を組み合わせる。
共通する結果だけでは、候補を区別できない
COMPARE & IDENTIFY
見た目で決めつけず、候補と比較条件を確認し、違いが出る性質を調べよう。器具の操作は先生の指示に従います。
何と何を区別するか決める。
量・温度などを確認する。
電気・密度・加熱などを比べる。
一つの性質だけで断定しない。
WATCH OUT
銅やアルミニウムも金属。磁性だけで金属と非金属を分けない。
密度は質量と体積の比。両方が同じ割合で増えれば密度は同じ。
最初の水の体積を引く。気泡があると体積を大きく、密度を小さく見積もる。
粉末の量や水の量・温度によって結果が変わる。条件をそろえて比較しよう。
UNIT TEST / 単元テスト
36問から問題数・難易度・形式を選ぶ。回答後に解説を確認できます。