身のまわりの物質とその性質 — 攻略せよ。

物質の性質を、攻略せよ。シアンと白の筆文字、金属や実験器具のモチーフ、ゴーグル姿のたぬきのストリートポスター。

STAGE 04 / CHEMISTRY / 中1

材料の性質を比べて、身のまわりの物質を見分けよう。金属・密度・白い粉末の実験結果を、根拠のある判断につなげる。登録不要・無料。

KEY POINTS

身のまわりの物質とその性質の6つのポイント

比べる条件をそろえ、判断の根拠を説明しよう。

POINT 01

形や用途と、材料を分けて考える

スプーンという形・用途に注目すると物体、鉄やアルミニウムという材料に注目すると物質。同じ形でも材料は違うことがある。色や透明さだけで決めず、複数の性質を比べよう。

物体:形・用途 / 物質:材料

POINT 02

金属の共通点と違いを見つける

金属には、みがくと光る、電気や熱をよく伝える、たたくと広がる展性、引っ張るとのびる延性などがある。鉄は磁石につくが、銅やアルミニウムはつかない。黒鉛のように電気を通す非金属もある。

磁石につくことは、金属すべての共通点ではない

POINT 03

有機物と無機物は代表例で確かめる

砂糖・デンプン・ロウなどの有機物は炭素を含み、燃えると二酸化炭素などができる。食塩や金属などは無機物。炭素そのものや二酸化炭素は、炭素を含んでも有機物に分類しない。

炭素を含むだけで、有機物と決めない

POINT 04

密度は単位体積あたりの質量

密度[g/cm³]=質量[g]÷体積[cm³]。同じ温度の均一な物質では、大きさが変わっても密度は同じ。同じ体積なら密度が大きい方が重く、同じ質量なら密度が小さい方が大きい。密度だけで物質を無条件に断定しない。

密度=質量÷体積 / 質量=密度×体積

POINT 05

水位差と密度で比較する

水に溶けず吸水しない固体を完全に沈めると、増えた水位の分が固体の体積。1 mL=1 cm³。気泡や水のこぼれに注意する。空洞や表面張力などの影響がない場合、液体より密度が小さい固体は浮く。

固体の体積=沈めた後-沈める前

POINT 06

粉末は違いが出る性質を調べる

白砂糖・グラニュー糖・食塩は十分な水に少量なら溶け、デンプンは室温の水にほとんど溶けない。砂糖やデンプンは加熱するとこげ、食塩は同じ変化を示さない。候補を決め、水や粉末の量・温度をそろえ、複数の結果を組み合わせる。

共通する結果だけでは、候補を区別できない

COMPARE & IDENTIFY

性質から物質を見分けよう

見た目で決めつけず、候補と比較条件を確認し、違いが出る性質を調べよう。器具の操作は先生の指示に従います。

  1. CHECK 01候補を確認

    何と何を区別するか決める。

  2. CHECK 02条件をそろえる

    量・温度などを確認する。

  3. CHECK 03性質を調べる

    電気・密度・加熱などを比べる。

  4. CHECK 04根拠を組み合わせる

    一つの性質だけで断定しない。

WATCH OUT

ここでつまずかない

磁石につかないから非金属

銅やアルミニウムも金属。磁性だけで金属と非金属を分けない。

大きい・重いから密度が大きい

密度は質量と体積の比。両方が同じ割合で増えれば密度は同じ。

沈めた後の目盛りを固体の体積にする

最初の水の体積を引く。気泡があると体積を大きく、密度を小さく見積もる。

溶け残りだけで別の物質と判断

粉末の量や水の量・温度によって結果が変わる。条件をそろえて比較しよう。

UNIT TEST / 単元テスト

身のまわりの物質とその性質 単元テスト

36問から問題数・難易度・形式を選ぶ。回答後に解説を確認できます。