気体の性質 — 攻略せよ。

気体の性質を、攻略せよ。シアンと白の筆文字、気泡や実験器具、ゴーグル姿の丸い耳のたぬきのストリートポスター。

STAGE 05 / CHEMISTRY / 中1

気体の性質を根拠に、正体と集め方を見分けよう。酸素・二酸化炭素・水素・アンモニアの比較から、実験の判断を攻略する。登録不要・無料。

KEY POINTS

気体の性質の6つのポイント

水への溶けやすさ・密度・検査結果を組み合わせよう。

POINT 01

発生方法が違っても、同じ気体は同じ性質

石灰石にうすい塩酸を加えると二酸化炭素、二酸化マンガンにうすい過酸化水素水を加えると酸素、亜鉛にうすい塩酸を加えると水素が発生する。原料だけで決めず、得られた気体の性質でも確かめよう。

異なる発生方法 → 共通する性質で確かめる

POINT 02

燃焼を助ける気体と、自分が燃える気体

酸素は物を燃やすはたらきがあるが、酸素そのものは燃えない。水素は空気中で燃え、水ができる。二酸化炭素は石灰水を白くにごらせる。アンモニアは刺激臭があり、水に非常によく溶ける。

酸素:燃焼を助ける / 水素:自分が燃える

POINT 03

まず水への溶けやすさ、次に密度

水に溶けにくい酸素・水素は水上置換法で集められる。アンモニアは水に非常によく溶けるので、空気より密度が小さい性質を利用した上方置換法を使う。二酸化炭素は空気より密度が大きく下方置換法を使えるほか、水に少し溶けるが水上置換法でも集められる。

上方置換:口は下向き / 下方置換:口は上向き

POINT 04

試薬と条件を確認して判断する

二酸化炭素は石灰水を白くにごらせ、水に溶けると酸性を示す。アンモニアの水溶液はアルカリ性で、ぬれた赤色リトマス紙を青色にする。BTB溶液は酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色。無色・無臭だけでは酸素・二酸化炭素・水素を区別できない。

候補+区別に役立つ検査結果をそろえる

POINT 05

装置内の空気と、燃焼の危険に注意

初めに出る気体には、装置内にもともとあった空気が混ざりやすい。純度を考えて、先生の指示に従って集める。水素を調べるときは少量を別の試験管に集めて発生装置から離す。発生口に直接火を近づけない。

初めの気体の混入物と、装置の中まで燃える危険

POINT 06

空気の主成分と、燃焼に使われる成分

乾燥した空気の体積の割合は窒素が約78%、酸素が約21%。窒素は室温で反応しにくく、食品の袋にも利用される。空気は混合物で、最多の成分が窒素でも、燃焼には空気中の酸素が使われる。

空気で最多:窒素 / 燃焼を助ける:酸素

IDENTIFY & COLLECT

性質をつないで気体を見分けよう

検査の候補・試薬・比較条件を確認し、区別できる性質と集め方の理由を結び付けよう。

  1. CHECK 01候補を絞る

    何と何を区別するか確認。

  2. CHECK 02性質を比べる

    水溶性・密度・検査結果。

  3. CHECK 03集め方を選ぶ

    水の使用と空気との密度差。

  4. CHECK 04根拠を説明

    名前だけでなく、理由まで。

WATCH OUT

ここでつまずかない

酸素そのものが燃える

酸素は燃焼を助ける。水素のように自分自身が燃える気体と区別。

気体の集め方は必ず一つ

二酸化炭素は水上・下方置換の両方を使える。問題の条件を確認しよう。

上方置換だから口も上向き

上方置換法は軽い気体を上側にためるため、容器の口は下向き。

無色・無臭なら酸素

二酸化炭素と水素も無色・無臭。区別できる検査結果が必要。

UNIT TEST / 単元テスト

気体の性質 単元テスト

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