発生方法が違っても、同じ気体は同じ性質
石灰石にうすい塩酸を加えると二酸化炭素、二酸化マンガンにうすい過酸化水素水を加えると酸素、亜鉛にうすい塩酸を加えると水素が発生する。原料だけで決めず、得られた気体の性質でも確かめよう。
異なる発生方法 → 共通する性質で確かめる

STAGE 05 / CHEMISTRY / 中1
気体の性質を根拠に、正体と集め方を見分けよう。酸素・二酸化炭素・水素・アンモニアの比較から、実験の判断を攻略する。登録不要・無料。
KEY POINTS
水への溶けやすさ・密度・検査結果を組み合わせよう。
石灰石にうすい塩酸を加えると二酸化炭素、二酸化マンガンにうすい過酸化水素水を加えると酸素、亜鉛にうすい塩酸を加えると水素が発生する。原料だけで決めず、得られた気体の性質でも確かめよう。
異なる発生方法 → 共通する性質で確かめる
酸素は物を燃やすはたらきがあるが、酸素そのものは燃えない。水素は空気中で燃え、水ができる。二酸化炭素は石灰水を白くにごらせる。アンモニアは刺激臭があり、水に非常によく溶ける。
酸素:燃焼を助ける / 水素:自分が燃える
水に溶けにくい酸素・水素は水上置換法で集められる。アンモニアは水に非常によく溶けるので、空気より密度が小さい性質を利用した上方置換法を使う。二酸化炭素は空気より密度が大きく下方置換法を使えるほか、水に少し溶けるが水上置換法でも集められる。
上方置換:口は下向き / 下方置換:口は上向き
二酸化炭素は石灰水を白くにごらせ、水に溶けると酸性を示す。アンモニアの水溶液はアルカリ性で、ぬれた赤色リトマス紙を青色にする。BTB溶液は酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色。無色・無臭だけでは酸素・二酸化炭素・水素を区別できない。
候補+区別に役立つ検査結果をそろえる
初めに出る気体には、装置内にもともとあった空気が混ざりやすい。純度を考えて、先生の指示に従って集める。水素を調べるときは少量を別の試験管に集めて発生装置から離す。発生口に直接火を近づけない。
初めの気体の混入物と、装置の中まで燃える危険
乾燥した空気の体積の割合は窒素が約78%、酸素が約21%。窒素は室温で反応しにくく、食品の袋にも利用される。空気は混合物で、最多の成分が窒素でも、燃焼には空気中の酸素が使われる。
空気で最多:窒素 / 燃焼を助ける:酸素
IDENTIFY & COLLECT
検査の候補・試薬・比較条件を確認し、区別できる性質と集め方の理由を結び付けよう。
何と何を区別するか確認。
水溶性・密度・検査結果。
水の使用と空気との密度差。
名前だけでなく、理由まで。
WATCH OUT
酸素は燃焼を助ける。水素のように自分自身が燃える気体と区別。
二酸化炭素は水上・下方置換の両方を使える。問題の条件を確認しよう。
上方置換法は軽い気体を上側にためるため、容器の口は下向き。
二酸化炭素と水素も無色・無臭。区別できる検査結果が必要。
UNIT TEST / 単元テスト
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