花の部分と位置を確かめる
アブラナの花では、外側からがく・花弁・おしべ・めしべがある。おしべのやくで花粉がつくられる。めしべの先端は柱頭で、下部の子房の中に胚珠がある。花の形や部分の数は植物によって違う。
やく:花粉 / 柱頭:花粉がつく / 子房の中:胚珠

STAGE 02 / BIOLOGY / 中1
花・葉・根の特徴を根拠に、植物を仲間分けしよう。名前だけでなく、胚珠の包まれ方や葉脈の違いから分類を説明できることが目標。登録不要・無料。
KEY POINTS
特徴を根拠に、分類の理由を説明しよう。
アブラナの花では、外側からがく・花弁・おしべ・めしべがある。おしべのやくで花粉がつくられる。めしべの先端は柱頭で、下部の子房の中に胚珠がある。花の形や部分の数は植物によって違う。
やく:花粉 / 柱頭:花粉がつく / 子房の中:胚珠
被子植物では、柱頭に花粉がつくことを受粉という。種子や果実ができるとき、胚珠は種子になり、子房は果実になる。この2つの対応を逆にしない。受粉すれば必ず種子ができるという意味ではない。
胚珠 → 種子 / 子房 → 果実
アブラナなどの被子植物は、子房の中に胚珠がある。マツやイチョウなどの裸子植物には子房がなく、胚珠はむき出し。どちらも種子をつくる種子植物だが、裸子植物は子房からできる果実をつくらない。
子房で包まれる:被子植物 / むき出し:裸子植物
中学で扱う代表的な被子植物では、双子葉類は子葉2枚・網状脈・主根と側根、単子葉類は子葉1枚・平行脈・ひげ根。葉が大きいか細長いかという印象だけで決めず、葉脈や根のつくりを確かめよう。
双子葉類:網状脈・主根と側根 / 単子葉類:平行脈・ひげ根
ツツジなど、花弁がつながっている花は合弁花。アブラナなど、花弁が1枚ずつ離れている花は離弁花。胚珠の包まれ方による被子・裸子の分類とは、見る特徴が違う。
花弁がつながる:合弁花 / 離れる:離弁花
種子植物でも、花がさいていない時期がある。ある日の観察で花がなかっただけでは、種子をつくらないとは決められない。イヌワラビなどのシダ植物、ゼニゴケなどのコケ植物は種子をつくらず、胞子でふえる。
花が見えない ≠ 種子をつくらない / 花粉と胞子も別もの
シダ植物には葉・茎・根の区別がある。コケ植物には、種子植物やシダ植物と同じ葉・茎・根の区別がない。どちらも胞子でふえるという共通点と、からだのつくりの相違点を組み合わせる。
共通点:胞子でふえる / 相違点:葉・茎・根の区別
CLASSIFICATION FLOW
種子植物と胞子でふえる植物では、確かめる特徴が分かれます。
種子でふえるか、胞子でふえるか確かめる。
種子植物は、胚珠の包まれ方で被子・裸子に分ける。
代表的な被子植物は、複数の特徴で単子葉・双子葉を比べる。
胞子でふえるシダとコケは、葉・茎・根の区別で比べる。
WATCH OUT
子房の中に胚珠がある。変化後も果実の中に種子があるという関係で対応させよう。花粉が種子になるわけではない。
マツには子房がない。まつかさから種子が落ちることはあっても、まつかさそのものは子房からできた果実ではない。
葉の幅だけでは単子葉・双子葉を決めない。花が見えない日だけで種子の有無を決めない。必要な特徴が未確認なら、そこで判断を止めて追加観察しよう。
シダとコケはふえ方が共通するが、葉・茎・根の区別は違う。コケに葉のような部分まで全くないという意味ではない。
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