用途が変われば、必要な性質も変わる
衣服なら吸水性や保温性、電線の外側なら電気を通しにくい性質など、使う部分の目的に合わせて材料を選びます。天然か人工かという分類だけで、性能を決めません。同じ分類でも種類によって性質が違います。
目的・使用条件 / 材料の性質

STAGE 16 / INTEGRATION / 中3
材料の性質、発電方法、放射線の基本と科学技術の利点・課題をつなぐ。
KEY POINTS
材料・発電・利用条件を、生活との関係から比べよう。
衣服なら吸水性や保温性、電線の外側なら電気を通しにくい性質など、使う部分の目的に合わせて材料を選びます。天然か人工かという分類だけで、性能を決めません。同じ分類でも種類によって性質が違います。
目的・使用条件 / 材料の性質
種類によって密度や加熱したときのようすが違います。空洞や気泡のない小片の浮沈は、水との密度の比較に使えますが、浮く種類が一つとは限りません。種類の特定には、ほかの性質も確かめます。生分解性でも分解する条件と時間の確認が必要です。
浮沈で言える範囲 / 分別と再利用
水力は高い位置の水、風力は動く空気を利用して発電機を回します。火力と原子力は熱で水蒸気をつくり、タービンを回す部分が共通ですが、熱を得る源は違います。太陽電池は光エネルギーを電気へ変えます。
源 → 変換 → 電気
化石燃料の埋蔵量には限りがあり、燃焼では二酸化炭素を排出します。水力は発電中に燃料を燃やさなくても、ダム建設による環境の変化を考えます。原子力は使用済み燃料や放射性物質の管理が必要です。どの方法も一つの観点だけで評価しません。
資源・発電時・設備と使用後の影響
太陽光や風力などは自然のはたらきで繰り返し得られる資源です。ただし、場所・時間・天候によって得られる量が変わります。必要な時間の供給と消費量を比べ、蓄電やほかの方法の条件も調べます。供給方法の変更と、省エネルギーによる消費の削減は別に確認します。
再生可能 / いつ・どこで・どれだけ
放射線を出す物質が放射性物質です。放射線が通り抜けることと、物質が付着することは別です。自然由来・人工由来だけで影響を決めず、種類や受ける量などを考えます。利用には管理が必要で、距離・時間・適切な材料による遮蔽が基本となります。
出す物質 / 出てくる放射線
材料や機械、通信などの進歩は、作業を効率化したり、離れた場所から操作したりすることに役立っています。ある機能を確認しても、水や電気の使用量、故障の起こりにくさまで同時に確認したとは限りません。
確認した機能 / 未確認の性能
技術の効果は使う目的と条件によって変わります。利点だけでなく、資源の使用、製造や廃棄、使う人への影響も検討します。新しいという理由だけで性能を断定せず、調査や試験で確かめたことを根拠に説明します。
目的・条件・利点・課題
COMPARE & CHOOSE
比較する観点を分けて、根拠をつなぐ。
必要な働きと使用する条件を明確にする。
条件をそろえて、材料や変換の違いを調べる。
供給・消費・環境・使用後の影響を分けて確認する。
確認した範囲で判断し、足りない条件を調べる。
WATCH OUT
種類によって密度や熱への強さなどが違います。
再生可能性と時間ごとの供給量は別に考えます。
設備の建設や使用後の処理も確認します。
確かめた機能と未確認の性能を区別します。
UNIT TEST / 単元テスト
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