科学技術と人間 — 攻略せよ。

科学技術と人間、攻略せよ。黒とシアンの横長ポスターと、たぬき。

STAGE 16 / INTEGRATION / 中3

材料の性質、発電方法、放射線の基本と科学技術の利点・課題をつなぐ。

KEY POINTS

科学技術と人間・8のポイント

材料・発電・利用条件を、生活との関係から比べよう。

POINT 01

用途が変われば、必要な性質も変わる

衣服なら吸水性や保温性、電線の外側なら電気を通しにくい性質など、使う部分の目的に合わせて材料を選びます。天然か人工かという分類だけで、性能を決めません。同じ分類でも種類によって性質が違います。

目的・使用条件 / 材料の性質

POINT 02

プラスチックを、一つの性質で決めつけない

種類によって密度や加熱したときのようすが違います。空洞や気泡のない小片の浮沈は、水との密度の比較に使えますが、浮く種類が一つとは限りません。種類の特定には、ほかの性質も確かめます。生分解性でも分解する条件と時間の確認が必要です。

浮沈で言える範囲 / 分別と再利用

POINT 03

発電の源と、変換の道筋を追う

水力は高い位置の水、風力は動く空気を利用して発電機を回します。火力と原子力は熱で水蒸気をつくり、タービンを回す部分が共通ですが、熱を得る源は違います。太陽電池は光エネルギーを電気へ変えます。

源 → 変換 → 電気

POINT 04

利点と課題を、段階を分けて比べる

化石燃料の埋蔵量には限りがあり、燃焼では二酸化炭素を排出します。水力は発電中に燃料を燃やさなくても、ダム建設による環境の変化を考えます。原子力は使用済み燃料や放射性物質の管理が必要です。どの方法も一つの観点だけで評価しません。

資源・発電時・設備と使用後の影響

POINT 05

再生可能性と、安定供給を区別する

太陽光や風力などは自然のはたらきで繰り返し得られる資源です。ただし、場所・時間・天候によって得られる量が変わります。必要な時間の供給と消費量を比べ、蓄電やほかの方法の条件も調べます。供給方法の変更と、省エネルギーによる消費の削減は別に確認します。

再生可能 / いつ・どこで・どれだけ

POINT 06

放射線と、放射性物質を区別する

放射線を出す物質が放射性物質です。放射線が通り抜けることと、物質が付着することは別です。自然由来・人工由来だけで影響を決めず、種類や受ける量などを考えます。利用には管理が必要で、距離・時間・適切な材料による遮蔽が基本となります。

出す物質 / 出てくる放射線

POINT 07

科学技術は、難しい作業を支える

材料や機械、通信などの進歩は、作業を効率化したり、離れた場所から操作したりすることに役立っています。ある機能を確認しても、水や電気の使用量、故障の起こりにくさまで同時に確認したとは限りません。

確認した機能 / 未確認の性能

POINT 08

便利さと新たな課題を、根拠で考える

技術の効果は使う目的と条件によって変わります。利点だけでなく、資源の使用、製造や廃棄、使う人への影響も検討します。新しいという理由だけで性能を断定せず、調査や試験で確かめたことを根拠に説明します。

目的・条件・利点・課題

COMPARE & CHOOSE

性質を確かめ、使い方を考える

比較する観点を分けて、根拠をつなぐ。

  1. CHECK 01目的を決める

    必要な働きと使用する条件を明確にする。

  2. CHECK 02性質を比較

    条件をそろえて、材料や変換の違いを調べる。

  3. CHECK 03利点と課題

    供給・消費・環境・使用後の影響を分けて確認する。

  4. CHECK 04根拠で選ぶ

    確認した範囲で判断し、足りない条件を調べる。

WATCH OUT

ここでつまずかない

同じプラスチックなら同じ性能?

種類によって密度や熱への強さなどが違います。

再生可能なら夜も同じ量?

再生可能性と時間ごとの供給量は別に考えます。

発電中に燃やさなければ影響はない?

設備の建設や使用後の処理も確認します。

新しく便利なら、ほかの性能も確認済み?

確かめた機能と未確認の性能を区別します。

UNIT TEST / 単元テスト

科学技術と人間 単元テスト

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