化学変化と物質の質量 — 攻略せよ。

化学変化と物質の質量を、攻略せよ。黒とシアンの筆文字、天びんと丸い耳のたぬきのストリートポスター。実験資料ではありません。

STAGE 04 / CHEMISTRY / 中2

気体まで含めた全体と、反応した量を見抜こう。質量保存・金属と酸素の比・余る物質を、条件と理由で攻略。登録不要・無料。

KEY POINTS

質量と比・6つのポイント

何を測るか、どれだけ反応したか。二つを分けて考えよう。

POINT 01

質量保存の根拠は、原子の保存

化学変化では原子の組合せが変わるが、原子の種類とそれぞれの数は変わらない。反応に関わる物質を気体まで含めて考えると、反応前後で全体の質量は変わらない。分子の総数や物質の性質は変わる場合がある。

原子の種類と数が保存される。分子の数とは区別。

POINT 02

前後で、同じ範囲を測る

密閉した容器内で気体が生じても、気体は中に残る。漏れがなく、容器・ふた・中身全体を同じ条件で測れば質量は一定。沈殿ができても、固体だけ増えたことを全体の質量増加と考えない。

容器・ふた・気体も含め、比較する範囲をそろえる。

POINT 03

軽くなる・重くなるのは、出入りを追う

発生した気体が外へ出ると、容器と残った中身は軽くなる。金属が空気中の酸素と結び付くと、回収した固体は酸素の分だけ重くなる。測る範囲をまたぐ気体の移動を考えれば、どちらも質量保存と両立する。

気体の流出・酸素の流入。全体の法則と一部の測定値を分ける。

POINT 04

質量比は、反応した物質どうしの比

酸化銅ができるときの銅:酸素は4:1、酸化マグネシウムができるときのマグネシウム:酸素は3:2。一定の金属量と結び付く酸素には限度があり、その量は金属量に比例する。質量比と原子の個数比は同じとは限らない。

酸化物全体=反応した金属+結び付いた酸素。

POINT 05

入れた量と、反応した量は別

銅:酸素=4:1なら、銅2.0 gと酸素0.40 gでは銅1.60 gだけが反応し、銅0.40 gが残る。できた酸化銅は2.0 g。未反応の銅を含む固体全体は2.40 gなので、生成物だけの質量と区別しよう。

比で反応量を求め、投入量から引くと残量。

POINT 06

増加量と、反応終了を読み取る

金属を失わず、酸素だけが加わる条件なら、固体全体の増加量は結び付いた酸素の質量。加熱・冷却・測定を繰り返し、十分に酸素と接しても質量が増えなくなれば、反応量の限度に達したと考える。見た目の色だけで完全反応と決めない。

測定は冷却後。損失や酸素不足による停滞に注意。

FOLLOW THE MASS

質量を読む、4つのチェック

比に当てはめる前に、測定範囲と反応条件を確認しよう。

  1. CHECK 01測定範囲

    容器・気体・未反応物のどれを含むか確認。

  2. CHECK 02出入り

    気体が外へ出たか、酸素が加わったか追う。

  3. CHECK 03反応した量

    必要な質量比を使い、投入量と区別。

  4. CHECK 04全体で確認

    生成物と余った物質を合わせて保存を確かめる。

WATCH OUT

ここでつまずかない

気体ができると、質量が減る

密閉した全体では減らない。気体の発生と、測定範囲外への流出は別。

酸化物の質量が、酸素の質量

酸化物には金属も含まれる。酸素は固体の増加量から求める。

入れた物質は、全部反応する

決まった質量比に対して多い側が余る。反応量と残量を分ける。

質量比と原子の数の比は同じ

原子の種類によって質量は違う。物質の質量比を個数比に置き換えない。

UNIT TEST / 単元テスト

化学変化と物質の質量 単元テスト

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