刺激と反応 — 攻略せよ。

刺激と反応を、攻略せよ。黒とシアンの筆文字と、丸い耳のたぬきが信号を観察するストリートポスター。信号やアームの模様は装飾であり神経経路の資料ではありません。

STAGE 09 / BIOLOGY / 中2

感覚器官・神経・反射・筋肉を、信号の道すじでつなぐ。反応時間は平均と条件を見て判断。登録不要・無料。

KEY POINTS

受け取る、伝える、動く。6つのポイント

器官名を覚えるだけでなく、情報と力がどこを通るかを追おう。

POINT 01

刺激の種類に合った器官で受け取る

目は光、耳は音、鼻や舌はにおい・味をもたらす物質、皮膚は圧力などの刺激を受け取る。これらは感覚器官。受け取る部分と、その情報を神経で伝える道すじは別の役割だ。

同じ合図でも、光と音では最初の器官が違う。

POINT 02

刺激を入れる神経、命令を出す神経

感覚神経は感覚器官から中枢神経へ刺激の信号を伝える。運動神経は中枢神経から筋肉などへ命令を伝える。中枢神経は脳とせきずい。そこから全身に広がる神経が末しょう神経に含まれる。せきずいは背骨そのものではない。

感覚器官→感覚神経→中枢→運動神経→筋肉。

POINT 03

反射の命令と、意識する感覚を分ける

合図を判断してボタンを押すのは、意識して起こす反応。手を思わず引っこめるせきずい反射では、脳で意識して判断する命令を待たず、せきずいから命令が出る。そのとき刺激の情報は脳にも伝わる。すべての反射がせきずいだけの経路とは限らない。

速いだけで反射とは判断しない。

POINT 04

反応時間は、条件・平均・ばらつきで読む

同じ条件で何度か測り、合計を回数で割って平均を求める。平均が同じでも、各回の値が同じとは限らない。反応時間には判断や動作にかかる時間も含まれるため、神経を信号が伝わる速さだけを測ったとはいえない。

比べたい条件以外はそろえ、一つの値だけで決めない。

POINT 05

骨・関節・けんは、つながりが違う

骨はからだを支え、脳や内臓を守り、筋肉とともに運動に関わる。骨と骨のつなぎ目が関節。筋肉と骨をつなぎ、筋肉が縮む力を骨へ伝える部分がけん。神経の情報伝達とは区別しよう。

骨と骨は関節、筋肉と骨はけん。

POINT 06

向かい合う筋肉で、引く向きを変える

筋肉は縮んで骨を引く。ひじの単純な曲げ伸ばしでは、一方が縮むと向かい合う側がゆるめられる。反対向きの動作では役割が入れ替わる。物を固定して持つ場合などの複雑なはたらきとは分けた基本モデルを使う。

ゆるむ筋肉が、骨を押して戻すのではない。

FOLLOW THE SIGNAL

道すじを読む、4つのチェック

情報の伝達と、骨へ伝わる力を区別しよう。

  1. CHECK 01受け取る

    何の刺激を、どの感覚器官で受け取るか。

  2. CHECK 02伝える

    入力は感覚神経、筋肉への出力は運動神経。

  3. CHECK 03命令を出す

    意識した判断か、反射か。例に合った経路を選ぶ。

  4. CHECK 04動く

    筋肉が縮み、けんを通して骨を引く。

WATCH OUT

ここでつまずかない

反射なら、脳には情報が届かない

手の引っこめは脳の判断を待たないが、刺激の情報は脳にも伝わる。

反応が速いなら、反射である

決めた合図を判断して動く反応も、練習によって速くなることがある。速さだけで分類しない。

平均が同じなら、全測定値も同じ

平均と各回の値・ばらつきは別。比べる条件も確認する。

筋肉が伸びる力で、骨を押す

縮む筋肉が骨を引く。反対向きには、向かい合う側の筋肉の引く力を使う。

UNIT TEST / 単元テスト

刺激と反応 単元テスト

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