地下の震源、地表の震央
震源は、地下の岩盤のずれが最初に起こった場所。震央は、その真上の地表の地点である。震源から観測地点までの距離と、震央から観測地点までの地表での距離は区別する。観測地点が変わっても、それだけで地震の起きた位置が変わるわけではない。
地下? 地表? 観測地点? 位置の役割を分ける。

STAGE 12 / EARTH SCIENCE / 中1
同じ地震でも、揺れが届く時刻や強さは場所によって変わる。P波・S波、震度と規模、プレートの動きから、大地のしくみを攻略しよう。登録不要・無料。
KEY POINTS
位置・時刻・揺れ・規模を分けて、記録の意味を見抜こう。
震源は、地下の岩盤のずれが最初に起こった場所。震央は、その真上の地表の地点である。震源から観測地点までの距離と、震央から観測地点までの地表での距離は区別する。観測地点が変わっても、それだけで地震の起きた位置が変わるわけではない。
地下? 地表? 観測地点? 位置の役割を分ける。
地震の波は震源で発生する。P波とS波は同時に生じるが、P波の方が速いので先に届く。初めの小さな揺れが初期微動、その後の大きな揺れが主要動で、初期微動を伝える波がP波、主要動を伝える波がS波である。
先に届いた≠先に生じた。原因は速さの違い。
初期微動継続時間は、P波の到着からS波の到着までの時間。初期微動の開始から主要動の開始までであり、主要動が終わるまでではない。同じ地震で各波がそれぞれ一定の速さで伝わるとすると、震源から遠いほど、この時間差は長くなる。
開始→次の開始。時刻が分をまたぐ場合にも注意。
震度は各地点の揺れの強さ、マグニチュードは地震そのものの規模を表す。日本の震度は0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10階級。同じ地震でも震度は場所によって異なり、震源からの距離だけでなく地盤の性質なども関係する。一地点の震度が同じでも、別々の地震の規模が同じとは限らない。
一つの地震の規模と、それぞれの地点の揺れを分ける。
地球表面は岩盤のプレートにおおわれ、世界の地震には境界付近に多い分布が見られる。プレートの動きで岩盤にひずみがたまり、急にずれると地震の波が生じる。日本付近では海洋プレートが陸側の下に沈み込み、海溝から列島の下へ深くなる震源の分布と関連する。内陸の浅い所にも地震はある。岩盤のずれが断層、過去に繰り返し活動し今後もその可能性があるものが活断層である。
ひずみ→急なずれ→波。全てを一種類の地震にしない。
海底の急な大きな変動が海水全体を動かすと、津波が発生することがある。全ての地震で必ず発生するわけではない。水を多く含むゆるい砂地では、揺れで砂粒の支え合いが崩れ、液体状になる液状化が起こる場合がある。地震で大地が隆起・沈降することもある。土地の特徴や過去の記録を調べ、現在の公式情報と合わせて備えを考える。緊急地震速報は発生後の観測を使う情報で、日時の予知ではなく、震源近くでは強い揺れに間に合わない場合もある。
現象→被害を関連付ける。教材で警報や避難指示を代替しない。
READ & EXPLAIN
言葉を覚えるだけでなく、記録と原因をつなげよう。
地下の発生場所、真上の地表、観測地点はどこか。
初期微動の開始から主要動の開始まで。終わりまでではない。
地点の揺れか、地震そのものの規模かを区別する。
ひずみ・ずれ・波、海底の変動・海水の動きをつなげる。
WATCH OUT
発生は同時。遅く伝わるので、S波の到着が後になる。
初期微動継続時間は、初期微動の開始から主要動の開始まで。
震度は地点の揺れ。距離なども関わるため、規模を断定できない。
砂粒の支え合いが崩れ地下水と混じる現象。熱による融解とは違う。
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