正の数・負の数 — 符号を、攻略せよ。

正の数・負の数 — 符号を、攻略せよ。。マゼンタの筆文字と、ゴーグルをつけたペンギンのストリートポスター。

STAGE 01 / SIGNED NUMBERS / 中1

答えを急ぐ前に、符号と計算の順番を確認。整数・小数・分数の四則をつなげよう。

KEY POINTS

計算の8つのコツ

符号と途中式を、一つずつ確かめよう。

POINT 01

整数の加法・減法

同符号の和は符号をそのままにして絶対値を足す。異符号の和は絶対値の差をとり、大きい方の符号をつける。絶対値が等しい異符号の2数の和は0。引く数の符号を変えれば、減法を加法に直せる。

(−8) − (−3) = −8 + 3 = −5

POINT 02

小数・分数でも符号のルールは同じ

小数は桁をそろえて計算する。分数の加減は通分してから分子を計算し、必要なら約分する。異符号の和では、計算結果の符号にも注意しよう。

(−1/3) + (1/2) = −2/6 + 3/6 = 1/6

POINT 03

積・商の符号を先に確かめる

同符号の2数の積・商は正、異符号なら負。0を含まない3数以上の積では負の数が偶数個なら正、奇数個なら負になる。0を掛けた積は0。0で割る計算はできない。

(−4) × (−6) = 24 / (−24) ÷ 6 = −4

POINT 04

分数で割るときは逆数を掛ける

0でない数で割ることは、その逆数を掛けること。逆数にしても符号はそのまま。積の分子・分母に共通の因数があれば、先に約分できる。

(−2/5) ÷ (3/4) = (−2/5) × (4/3) = −8/15

POINT 05

括弧 → 累乗 → 乗除 → 加減

括弧の中を先に計算し、累乗、乗除、加減の順に進む。同じ優先順位の乗除、または加減が並ぶときは左から順に計算する。

18 ÷ (−3) × 2 = (−6) × 2 = −12

POINT 06

負の数の累乗は括弧を見分ける

(−4)²は負の数全体を2回掛ける。−4²は4²の前に負の符号があるので、答えが違う。負の数の偶数乗は正、奇数乗は負になる。

(−4)² = 16 / −4² = −16

POINT 07

分配法則で符号も配る

括弧の外の数は、括弧の中の各項に掛ける。共通の数が掛かっている和は、逆に括弧へまとめられる。途中の負の符号を落とさないようにしよう。

(−3) × (8 + 2) = (−3) × 8 + (−3) × 2 = −30

POINT 08

素因数分解は、素数だけの積にする

素数は、1とその数自身しか約数がない、1より大きい自然数。素因数分解は、自然数を素数だけの積で表すこと。2、3、5など小さい素数で順に割り、同じ素因数は累乗でまとめよう。1は素数に含めない。

50 = 2 × 5 × 5 = 2 × 5²。 2 × 25 は、25が素数ではないので分解の途中。

WATCH OUT

ここでつまずかない

引く数の符号だけを変える

減法を加法へ直すとき、最初の数の符号は変えない。a − b = a + (−b) の形を確認しよう。

乗除は左から進む

掛け算をいつも先にするわけではない。乗法と除法は同じ優先順位。括弧がなければ左から計算する。

累乗の範囲を見分ける

括弧があると負の符号も累乗に含む。括弧がない −4² では4を2乗してから負の符号をつける。

UNIT TEST / 単元テスト

正の数・負の数 単元テスト

112問から問題数・難易度・形式を選ぶ。回答後に解説を確認できます。

素因数分解は、素数だけの積になった式を4択で選ぶ。数値入力では、答えの整数・小数だけを入力しよう。分数の答えを求める問題は4択です。